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総保有線源の強度は約 1.8PBq (2016/04/01現在) と極めて高く、 これは日本の研究施設としては量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所 コバルト60照射施設に次いで、西日本では最大規模で、大学の施設としては日本最大です。
さらに、照射プールでの水中照射が可能であることから、
冷却が必要な強力な線源を円筒状の容器周辺に配置することにより、
中心に設置した水密容器内で極めて高い線量率(〜50kGy/h)を実現しており、
これは日本の研究施設では最高の線量率となっています。 ガンマ線照射を行う施設は、下表に示すとおり能力の異なる 4 つの照射室(ホットケーブ)および 1つの照射プールから構成されています。 これらは次のような特徴を有しています。
(1)研究開発を目的とする様々な照射条件に適合するように設計されている。
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成果報告、公開を前提とする共同利用の他に、 成果の公開は要求しない企業向けの料金照射サービスもございます。 線量率、照射時間、照射温度、照射雰囲気など、幅広い様々な条件での照射に対応しています。 また、照射に伴う安全性の確保なども、長年の実績から的確なアドバイスが可能ですので、 お気軽にご相談下さい。 (例えば、溶液の照射は放射線分解により水素が発生するため、 ガスパージをしながら照射します) 学外の研究機関や民間の方が本施設を利用される場合は、下記にお問い合わせ下さい。
照射受付係 (社団法人大阪ニュークリアサイエンス協会(ONSA) 派遣職員) 学内の方は以下にご連絡願います
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